映画『ビリー・ブランクス in ヴィクトリィィーッ! キング・オブ・ドラゴン』感想・レビュー 俺の300円。
こんにちは、拘泥です。
ある日中古DVDを漁っていたところ…
ふざけんなよ。買いました。300円。
要約
ビリーズ・ブートキャンプのビリー隊長が俳優やってる。腹筋2万回やるほうがマシ。
みどころ
- 原題完全無視の邦題の酷さ
- ビリー隊長の身体能力
- 師匠のろくでもない演技力
- クロエ・グレース・モレッツ風のヒロイン
- バカ丸出しのキメキメラストシーン
こんな人におすすめ
誰にもおすすめしません
評価
雑感
言うことなshit!!!
と言いたいところですが一応書いておきます。つまんない。特典映像はもっとクソつまんなくて腹たって途中でやめました。
ビリーズ・ブートキャンプで一世を風靡したビリー・ブランクスの主演作。ビリー隊長は凄い身体能力でめちゃ頑張ってますが、普通にジメジメとした淡〜い色のテンプレポリスアクション+カンフー、あんま見どころはないです。兄弟子には何の思い入れも沸かないし、ヒロインのプリシラ・バーンズさんはほのかにクロエ・グレース・モレッツ風でB級映画的な女優っぷりは見事でした。調べてみたら『デビルズ・リジェクト』に出てたみたいですね。全く覚えてない。
原題は『Talons of the Eagle』直訳すると「ワシの鉤爪」です。これは行きずりの師匠から受け継ぐ武術なんですが、なんか色々頑張ってから手を鉤爪っぽくすると習得できるみたいです。
この師匠の演技がもさもさでとても良いです。亡き息子に語りかけるシーンのテンション低すぎて笑えます。おつかい行ってきてぐらいの感じ。
心のないサイコパスが言われて心あるフリしてるみたいって思ったけど、よく考えたら普通にこの人何の心もないのに脚本で言われて心あるフリしてる人だったので「そのもの」でした。
あとはもうラストシーンまで何もないです。でもラストシーンは凄い。ラストカットがダサすぎてめちゃくちゃ良い。流れるエンディングも何か時代を感じて素敵なナンバーです。どんなだったかは観てからのお楽しみということで。いや、まあ観ないでしょうけどね…